こんにちはアイスリーデザインのしばです。
日進月歩のIT業界で会社を経営していくためには、新しい技術トレンドに絶えずアンテナを張っている必要があります。そんな中、やはり気になっているのはVRです。メディアでも2016年はVR元年と騒がれているように、実際ビジネスとして何か面白いことができないかと考えていたりします。
例えば、Youtubeで「360 surfing」と検索すると、360度カメラをサーフィンで利用している幾つかの動画が出てきます。例えばこんな動画です。
一見、GoProでの動画に似ていますが、感覚として、GoProよりも臨場感たっぷりのサーフィン動画になっています。以前、360度カメラの記事の掲載の時から気になっていたのが、
360度のアクションカメラ「360fly」。
個人的には、このカメラが一番いけていると考えているのですが、日本語によるこのカメラの使用例の記事があまりないので、今回は「360fly」を実際使ってみてどうだったかをレポートしてみます。
目次
USから直輸入した360度のアクションカム「360fly」
実際に購入した360flyがこれです。
USからの直輸入品なので勿論、日本語の解説はないですがシンプルな機能なので特に問題はない感じです。蓋をあけた最初の感想としては、一言、
「やばい!」。
まずパッケージがカッコいい。思わずカバーを開けながら何度も写真を撮ってしまいました。
本体の電源のON/OFFは、ここを長押しするとブルブルと4回振動してLEDが青になります。これをもう一度押すとLEDが赤になると撮影モードに変更できます。
外部接続についてもGoProと違ってSDカードを指す場所がないので、専用アプリからWi-Fiで本体に接続。これによってカメラの映像を見ながら撮影モードのON/OFFならびにスマホへの画像転送・編集ができます。Bluetooth接続もあるのですが、これ何に使うかいまだに不明です。。
防水機能付きのアクションカムなのでどうやって充電するんだろう?と思ったら、こんな感じのバッテリーの台座がついています。台座の所がマグネットみたいになっていて、台座に置くとカメラがクルッと回って自分で充電できるポジションに落ち着きます。
商品の説明には、32GBのストレージメモリと2時間の駆動というのがカメラスペックになっていてホンマかいな?と思っていたのですが、実際に使ってみると新品ということもありほぼ記載の通りで、バッテリーの持ちは感覚GoProのHero4より長く感じました。
アクションカムとしての360fly
実際に360flyで撮影した動画はこんな感じになります。画面をグリグリ右に左に動かしてみてください。ほら360度取れているよでしょ(笑)
この動画は、サーフボードにこんな感じでマウントして撮影しています。普段アクションカムとしてはGoProを使っているので、同じスロットにガチャッと、いい感じにつきます。スターウォーズで、こんな偵察ドロイドを見たことがあるような気もしますが。。
オプションでマウント系のグッズが別売りされていますが、GoProを普段使っている方であれば別オプションを購入する必要は特にありません。
撮影した画像は下のようにカメラとスマホをWi-Fi接続して自分のスマホに動画ファイルを転送するとアプリ内に以下のように表示され、動画の再生ならびに編集が可能になります。
実際に使った感想としてはアプリ上の動画編集機能は思ったより豊富で、動画を再生中に下の画像のようにスナップショットを取るのか?動画の一部を切り出すのか?エフェクトをかけるのか?を選択することができます。
また画像のスナップショットも360度モードやワイドモードなど色々あります。例えば360度モードでスナップショットを取ると、チューブにも入っていないのに360度にすると無駄にチューブに入ったような写真にもなります(笑)。結構、面白い画像が作れます。
実際に撮影してみて
しかし実際に動画を撮ってみて思ったのは、上にみたYoutube画像と比べてサーフィンの腕とハワイの海の綺麗さという大きな違いがありますが、最大の問題点は
思ったよりGoProとの動画の違いが出せてない、という点です。
イメージとしては、360度見渡すような光景を、このカメラで撮ったほうがより意味があるな、と。例えば渋谷のクロス交差点をグルッと撮るとか、です。
他にも難しいなと思ったのは視点です。今回の撮影ではサーフボードの上にマウントして撮影していますが、まるでボードの上に乗っている光景という意味では視線と同じ高さから撮影しないと、これまた良さが発揮しきれないと、いった所です。
この辺りはもうちょい使いこなして色々と楽しみたい所です。いずれにせよ、こういったガジェットはたまりませんね(笑)、皆さんも是非、試してみてください!