2023年9月14日

「とってもやさしいウェブアクセシビリティチェックリスト」のホワイトペーパーを公開

~2024年4月改正法施行に向け、今から知っておくべきこと~

株式会社アイスリーデザイン(本社：東京都渋谷区、代表取締役：芝陽一郎、以下：当社)は、ホワイトペーパー「とってもやさしいウェブアクセシビリティチェックリスト」を本日より発刊しました。
2024年4月障害者差別解消法改正法施行に向け、今から知っておくべきことをまとめました。

👇資料は下記URLよりダウンロードいただけます
「とってもやさしいウェブアクセシビリティチェックリスト」
https://www.i3design.jp/download-webaccessibilitychecklist

概要

日本では、障害者差別解消法の改正に伴い、2024年4月1日から「合理的配慮」が義務化されることになりました。ウェブアクセシビリティの対応も、これにあわせて環境整備として努めるべきであるとされており、その指針は、国家規格である「JIS X 8341-3:2016」にも定められています。

ウェブアクセシビリティに対応することは、より多くのユーザーがサービスにアクセスすることを可能にします。

国際規格には、ウェブアプリケーションやウェブサービスのアクセシビリティを向上させるためのガイドライン、WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)があります。

WCAGはこれまでにも規格をアップデートしてきました。
現在の規格である「WCAG2.0」は、2012年に国際規格として制定されました。
日本で使用されるJIS X 8341-3:2016(アクセシビリティについてのJIS規格)は WCAG2.0と規格を一致させています。(詳しくは資料に記載しておりますので、ご確認ください)
このJIS X 8341-3:2016は、初見では難しい内容となっている為、JIS X 8341-3:2016に基づき、私たちの解釈のもとやさしいテキストと図解を用意し本資料を作成させていただきました。

ウェブアクセシビリティチェックリストとは

ウェブアクセシビリティ規格「JIS X 8341-3:2016」は、全部で61項目あり、それらは3つの適合レベルに分類されます。各適合レベルは、A、AA、AAAと３つのレベルが用意されています。

レベルAは25項目あり、ウェブアクセシビリティを確保するために最低限のラインになります。

レベルAAは13項目あり、総務省の「みんなの公共サイト運用ガイドライン」やデジタル庁の「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」でも、AAまでの適合が推奨されています。

レベルAAAは23項目あり、レベルAやレベルAAをより強化し発展させたものになります。しかし内容、機能によっては難しい場合もあるので、サイト全体の一般ポリシーとしてはレベルAAAの達成を目標としなくても良いとされています。

資料の最後にはウェブアクセシビリティチェックリストを一覧で見られるページも用意していますので、このチェックリストを「現在提供しているウェブサービスが、どこまで達成できているのか」を図る指標として、ご活用ください。

＜お問い合わせはこちらから＞
Email：pr@i3design.co.jp

ウェブアクセシビリティチェックリストの一部

セミナーのお知らせ

今回ホワイトペーパーの発刊に伴い、セミナーを開催することにいたしました。

開催日時：2023年9月27日(水)17:00~17:45
参加費：無料(事前申し込み制)
配信形式：Zoom(ウェビナー)でのLIVE配信‍

概要

本ウェビナーでは、ホワイトペーパー「とってもやさしいウェブアクセシビリティ」発行を記念し、対談形式でウェブアクセシビリティについてのセミナーを実施いたします。
ウェブアクセシビリティってそもそも何？といった基礎から、UI/UX改善におけるウェブアクセシビリティの実現について、そして、企業はどのように対応すべきなのかまで解説していきたいと考えておりますので、是非ご参加ください。

お申し込みはこちら：https://us02web.zoom.us/webinar/register/5216933900510/WN_hho6Gf3ZRxmcU1jax_N9aA
（50名限定となります。お申し込みはお早めに）